昨日、4月25日(土)午前10時、石川県の浅〇太鼓さんが清児町会館へ鉦の見本を持ってきてくださいました。
7年間愛用した鉦に小さな亀裂やスが入り、響きが悪くなったため、新調することになったためです。
当町の使い方(叩き方?)に問題があるのでは?推測されていましたが、浅〇太鼓さんによると叩きすぎや叩き方で割れることは有り得ないそうで、製品のクオリティーの問題のようです。
試し打ちの音を聴くと、現行の鉦と見本の鉦では共鳴音が全然違います。
他社の製品の製造方法は不明ですが、浅〇太鼓さんでは銅と錫の合金で鋳型をとって研磨加工するそうで、金色に光る仕上がりはメッキ加工ではなく、材質本来の輝きだそうです。悲しいかな祭りに使うとなると素手で触ってしまいますので、手垢が付いてすぐに輝きはなくなってしまいますが・・・。
鉦の厚みを増すと高い音、薄くすると低い音(通常は逆かと考えますが)になり、注文に応じて音質の高低は変えられるそうですが、全く同じ物を作っても微妙に音の違いが出るそうです。
一般的に岸和田旧市は低音、その他の地域は高音という傾向があるそうです。
今秋には清児の新しい鉦の音を聞くことができます。どんな音色を選んだのか、ぜひ他町の音と聴き比べてみてください。
そうそう、鉦見本を持ってきてくれた浅〇太鼓さんの車にはけた外れの超大型大太鼓が積まれていました。
堺市の金岡へ納品する物で、重量約200kg、1,000万円だそうです。
いったいどんな音が響くんやろう?
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